施工手順

準備工

測量工

本体据付〜鏡切工

リード管推進工

リード管到達

埋設管推進工

埋設管到達〜スクリュー撤去

土中で行われる施工の様子は、3Dによるアニメーション(QuickTime Movie)でご覧になれます。

準備工

スピーダー本体、及び必要部材一式は、クレーン付4トントラック一台で搬入搬出でき、作業面積も小さくてすみます。機械の搬入搬出に必要な道路幅は、最低2m。 機械本体もコンパクト設計のため、内径φ1500ミリの立坑から発進が可能です。

搬入・搬出

測量工

方向性を出すために、発進坑のライナー又は矢板の前と後ろにマーキングします。 前方マーキング点から管芯までの距離を計測します。

本体据付〜鏡切工

本体とトランシットを計画勾配(けいかくこうばい)及び計画センターに据え付けます。本体に油圧ユニットをつなぎ、セッティングを行います。 本体設置後、発進坑の鏡切工を行います。

鏡切工

リード管推進工

第一行程。

計画線上に仮管としてリード管を推進させます。 スピーダーヘッドを本体に接続します。

トランシットでスピーダーヘッド内のターゲットを確認し、方向修正しながら推進していきます。これにより、到達点での誤差はプラスマイナス3ミリメートルまで縮小されています。



リード管推進工

トランシットによる方向修正

リード管到達

到達工側では押し出されたリード管を回収していきます。 リード管の長さはわずか600ミリメートルですので、0号マンホールからの回収が可能です。

リード管到達

埋設管推進工

リード管が到達坑に届いた後、第二行程として塩ビ管などの推進を行います。 塩ビ管などを取り付けます。 リード管の後部に先頭カッター、そして埋設管内にスクリューを接続し、リード管を到達坑に押し出しながら、埋設管を推進させます。

埋設管推進工

埋設管到達〜スクリュー撤去

到達坑に埋設管が到着した後、先頭カッターを取り外して撤去します。 塩ビクリーナーにより埋設管内の清掃を行い、スクリューを撤去して、推進作業は終了となります。

埋設管到達