SR-T02

取付管推進工法

高精度を要しない施工は一工程方式で、精度を要する施工は二工程方式で取付管を推進。

概 要

 スピーダー SR-T02型は開削工事に伴う開削溝を発進立坑として活用し、宅地内の汚水桝などに到達をさせる取付管推進機です。高精度を要しない施工では一工程方式を採用し、精度を要する施工では二工程方式が選択できる推進機となっており、ニーズに合わせた施工が可能です。

 高精度を要しない施工の一工程方式の場合は、先頭カッターにてオーガ掘削を行い、スクリューロッドにて土砂を発進立坑に排土しながら埋設管推進を行います。土質に応じて5m程度の推進が可能となっております。

 精度を要する施工の二工程方式の場合は、一工程目として方向修正が可能な誘導管(リード管)推進を行い、二工程目に到達した誘導管(リード管)の後方に先頭カッター、スクリューロッドを取り付けて、誘導管(リード管)をガイドとしながら埋設管推進を行います。土質に応じてMAX10mの推進が可能となっております。


特 徴

発進立坑

 一工程方式

 矢板(長さ×幅) :0.9m×1.5m以上

 ライナープレート :φ1.3m以上

 二工程方式

 矢板(長さ×幅) :1.3m×1.7m以上

 ライナープレート :φ1.5m以上

軽量コンパクト

 クレーン付2tトラック1台で必要部材一式が搬入搬出可能です。

 推進機本体 :832㎜(長さ)×1,110㎜(幅)×950㎜(高さ)

 推進機本体重量 :600㎏

 油圧ユニット :1,020㎜(長さ)×620㎜(幅)×1,150㎜(高さ)

 油圧ユニット重量:550㎏

適応管種・管径

 塩ビ管 :φ100~200×500㎜

 鋼管 :φ100~200×500㎜

幅広い土質対応

 粘性土、シルト、礫混じり砂質土

 N値0≦N≦20

推進距離

 一工程方式:標準5m

 二工程方式:MAX10m(土質条件による)